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TUESレポート

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韓国青少年一行が本学を訪問しました

平成22年3月11日・12日 「日韓青少年共同ボランティア活動事業」の一環として韓国の大学生や青少年団体指導者などの一行25名が来日、その行程の一つとして本学を訪問し環境に関連したボランティアをテーマに学生との交流を行いました。
一日目は、古澤巖学長が歓迎の挨拶と大学紹介、BDFセンターなどの施設視察を実施しました。続いて環境マネジメント学科荒田鉄二准教授による「海ごみの発生抑制と回収について」の特別講義を受け、日韓学生が環境活動紹介を行いました。訪問団から活動に関する質問があり、熱心な意見交換が行われました。
二日目は、賀露海岸での清掃ボランティア活動、大学での意見交換会を実施し、訪問団一行と本学学生などあわせて約50名が参加しました。海岸清掃では、参加者は精力的に活動し、1時間ほどで約300㎏のペットボトルや空き缶、プラスチック製品や漁具などのゴミを拾いました。中にはハングルで書かれたゴミもあり、韓国からの一行も驚いた様子でした。その後、本学にて「海ゴミ問題に日韓青少年で何ができるか」をテーマにグループワークをしました。 日韓混合のグループに分かれ意見を出し合い、各自の意見に対してディスカッションして最終的にグループとしての結論を出して発表するもので、両国学生とも熱心な議論を行いました。最後のグループ発表では「日韓でゴミ拾いの日を決めて活動しよう」「子どもや青少年に対し持続的な体験型環境教育を行おう」などを提案し、今後、日韓青少年共同で海ゴミ問題解決に向けた活動を行っていくことを誓いました。

韓国青少年一行ご訪問
ゴミ回収後の集合写真(左)と「海ゴミ問題に日韓青少年で何ができるか」をテーマにしたグループワーク(右)