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TUESレポート

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高大連携による「ミニチュア・レスキューロボット」競技会が開催されました!

平成20年12月25日 米子工業高校と本学との高大連携教育プログラムの成果発表会として、本学にて「ミニチュア・レスキューロボット」競技会が開催されました。
本学は米子工業高校と鳥取情報ハイウェイを通じた遠隔授業を実施など連携授業を続けています。
そしてこのたびは、高校生と大学生が同一テーマを通じて、課題可決能力を高めることを目的とした「課題発見解決型」教育プログラムを実施しています。
この教育プログラムは、社会人として必須とされる「自分で能力を解決する能力」を互いに刺激し合い、養うことを目的として昨年度から継承されており、本年度も7月と11月に情報ハイウェイを用いた映像交換によって互いの進捗状況を報告し合う中間報告会を行い、その成果発表会として 「ミニチュア・レスキューロボット競技会」が開催しました。
競技は、被災地に見立てた「建築物エリア」「丘陵・住宅エリア」など4区画に区切られた囲いの中から、それぞれが作製したロボットにより10分間以内に人形を救出するというもの。米工高(電気科3年)2チーム・本学(情報システム学科)2チームの計4チームが挑戦し、各エリアに散在しているがれき(発泡スチロール製)を丁寧に除去しながら、人命救出に向かいました。
本学チームはコントローラに携帯電話を使うなど、独創的な視点からロボットを作製。指示どおりに作動しないなどの予期せぬトラブルにそれぞれ見舞われながら、その対処法をその場で模索しながら解決へと向かう、 まさに「課題発見解決型」の競技会となりました。この教育プログラムは、引き続き来年度も実施される見通しです。

「ミニチュア・レスキューロボット」競技会