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TUESレポート

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「安土城総見寺(そうけんじ)再建学生コンペ」にて本学チームが優秀賞

平成20年11月22日 午後1時より滋賀県立安土城考古博物館(滋賀県蒲生郡安土町)にて開催された「安土城総見寺再建学生コンペ」の公開審査会において、本学チーム(代表:環境デザイン学科 4年 岡垣頼和、指導:同学科 浅川滋男 教授)が優秀賞を受賞しました。同コンペは、総見寺再建計画委員会(主催:総見寺、事務局長:滋賀県立大学 環境科学部 環境建築デザイン学科 教授 布野修司氏)が実施。応募当初は21チームが参加しましたが、最終的に作品を提出したのは10チーム。審査会は3時間以上におよび厳正に行われ、本学の岡垣頼和さんの作品が、最優秀賞に次ぐ優秀賞に輝きました。
なお、結果は以下のとおりです。
最優秀賞 滋賀県立大学Aチーム
優 秀 賞 鳥取環境大学
佳  作 東京大学大学院
佳  作 滋賀県立大学Bチーム
観光協会特別賞 九州大学大学院
総見寺は織田信長が創建し、江戸時代にそのほとんどが焼失。同寺が暖めてきた再建への思いを「若い学生たちの自由な発想に期待」し、このコンペティション (競技設計)を企画・募集されたものです。岡垣さんの作品は、総見寺本堂とほぼ同年代の類例を徹底的に渉猟し、そのデータを紡ぎあわせるオーソドックスな 「復元」の手法によるもので、考古学・建築史研究者から強い支持を受けました。また、信長のご神体である「盆山」の配置に関する理解についても高い評価を獲得しました。

安土城総見寺(そうけんじ)再建学生コンペ