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2007年度前期プロジェクト研究発表会

2007年度前期プロジェクト研究発表会1

本学カリキュラムの特色の一つであるプロジェクト研究は、地域の課題などをテーマにその課題を把握し、調査・分析して総合的な視点から解決策を探る能力を身につけることを目的とする全学必修科目です。
7月24日(火)本部講義室棟などにおいて、1、2年生のグループ毎に別紙一覧表(.pdf)のテーマで、課題に取り組んだ成果を報告しました。


<鳥取・路上観察学入門>

皆さんは鳥取の街をじっくり歩いたことがありますか? 今、少子高齢化と省エネ指向を背景に、地方においても都市への回帰・集中がはじまっています。鳥取 の街も静かにしかし確実に変わりつつあります。耳を澄まし、眼を開いて、自分の足で鳥取の街を歩いてみましょう。きっと新しい発見があるはずです。
このプロジェクト研究では、ネットとイメージだけではない「実体験」に重きを置きます。グループに分かれて鳥取の街を歩き、そこで見つけたもの、感じたこ とをメンバーで話し合い、鳥取という街の今を探ります。「なぜここにこんなものがあるのか?」「ここには誰が訪れるの?」些細な疑問から、都市の構造や 人々の生活が浮かび上がってきました。
2007年度前期プロジェクト研究発表会2

 

2007年度前期プロジェクト研究発表会3 <第二次鳥取県の名水に関する調査研究>

2003、2004の両年度に実施したプロジェクト研究「鳥取県の名水地図・作成」の成果を、それぞれ鳥取市、米子市、倉吉市で展示したところ、来展者から新しい5ヶ所の名水地情報を得ました。
今回のプロジェクト研究では、それら5ヶ所を追加調査するとともに、うち1ヶ所は所有者が「わさび畑」の復活を望んでおられるので、その復元に協力をしました。

 

<「トンボ玉」を作ろう ~古代ガラスと鉄の文化を探る~>

古代日本文化の玄関口として、環日本海地域がかつては「表日本」であった、というのはもはや史界の常識で、ガラスを中心とする豪華な装身具や大量の鉄製品 を副葬した墓が発掘調査により続々と発見されています。また、古代より出雲は鉄のメッカで、最高級の鉄として知られている玉鋼の砂鉄製錬法は今でも継承さ れています。
本プロジェクト研究では、世界におけるガラス・鉄の製造や利用など古代からの歴史を調査して日本の位置づけを再認識するとともに、トンボ玉製作を実体験してガラス工芸の一端にふれる。
2007年度前期プロジェクト研究発表会4

 


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