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【街CAFE】 鳥取市の街なかに興味のある学生との意見交換会を行いました!!

平成24年7月5日(木)及び10日(火)に、鳥取市の街なかに興味のある学生が集まり、鳥取市職員の方と本学教員を交え、鳥取市のこれからの街づくりを話し合う意見交換会を行いました。

意見交換会のコーディネーターを務めた本学の地域イノベーション研究センター倉持 裕彌(くらもち ひろみ)講師は、まず、集まった学生に対して街なかへ行かない理由を問いかけました。学生からは「車で移動するので無料の駐車場が少ないため」「ファストファッション店が少ないため」等の理由があげられました。また、「鳥取はまんが王国なのだから街なかに漫画を増やして欲しい」「街なかの情報をもっと発信して欲しい(特にネット上での)」等の人を集めるための意見もあげられました。反対に「街なかでも最近充実してきているカフェへは行く」といった良い面もあげられました。更には、カフェを開店したいという目標を語る学生もいました。

続いて、倉持講師から「活性化の答えは店の出店や充実といったこと1つだけでは無い」と学生へ問題を投げかけました。それに対して学生から「高松駅前での歩行者と自転車の分離による歩道の歩きやすさ」の紹介があり、その反面「鳥取での自転車の走りにくさ」があげられました。また、「シャッター街を大学生等の集まる場所に活用して欲しい」「空き店舗を大学生の研究報告・発表等の場にして欲しい」等の要望があげられました。更に、倉持講師から三角公園近くの古い民家を学生向けのアパートへ改装する話しがあり、それに対して「シェアハウスにしてはどうか」という学生からの意見がありました。

続いて、鳥取市職員の方から、街なか活性化に関する取り組みや計画等が紹介されました。また、「わっか(WAKKA:まちなかを応援する情報誌)」編集への参加依頼が学生に対してあり、「スグにでも取り組みたい」といった事を述べる学生がいました。

最後に、倉持講師から「本日の意見を街なか活性化に活かして行くこと」や「今後も街なか活性化に参加して欲しいこと」が述べられました。

本学の地域イノベーション研究センターでは、今後も街なか活性化含め、地域の豊かな生活実現を目指して活動していきます。

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【7月5日】 【7月10日】

 


本意見交換会は、鳥取市から本学の地域イノベーション研究センターが受託した以下の研究事業に基づいて開催しました。

 

【研究名称】 第2期鳥取市中心市街地活性化基本計画策定
【研究概要】 計画期間が平成25年3月末に終了する鳥取市中心市街地活性化基本計画に引き続き、鳥取市の中心市街地の活性化を推進するため、中心市街地の活性化に関する法律(平成10年6月3日 法律第92号)に則り、第2期鳥取市中心市街地活性化基本計画を策定する。
【担当教員】 地域イノベーション研究センター
センター長 千葉 雄二(ちば ゆうじ)
講師 倉持 裕彌(くらもち ひろみ)