テーマ:「環境問題―安全な暮らしを求めて―」
第8回TUES CUP








地球環境問題について、高校生の意見を発表してもらうことを目的に、全国高校生環境論文テーマ 「環境問題―安全な暮らしを求めて―」 を募集し、北は北海道から南は宮崎まで1085件(55校)の応募をいただきました。厚く御礼申し上げます。
10月8日(土)には、優秀論文を発表する論文発表会・表彰式が行われ、多数の方が来場、盛会裏に終了しました。
受賞者のみなさん
表彰式(右:内田友理さん、左:古澤学長)
※写真はワンクリックで大きくなります

論文発表会・表彰式

平成23年10月8日(土)16:00~18:00(会場:鳥取ワシントンホテルプラザ)

環境大賞、鳥取県知事賞、鳥取市長賞、新日本海新聞社賞、佳作を受賞した7名がそれぞれの作品を発表いたしました。

 

環境大賞「地域未利用資源の有効活用~オカラと使用済み割り箸の堆肥化がもたらす地域環境負荷の軽減~」
群馬県立大泉高等学校 3年生 内田友理さん
地域未利用資源の有効活用として、一度の利用で廃棄される割り箸をきのこの種菌の疑似原木に再利用した後、さらにオカラを混ぜることで、オカラ堆肥をつくるという徹底した廃棄物利用に取り組んでおり、産業廃棄物として廃棄されるオカラの有効利用システムについて提言しました。

 

鳥取県知事賞「ヒマワリプロジェクト」
神奈川県立平塚農業高等学校 園芸科学研究班
東日本大震災の津波により発生した福島第一原発事故による放射能汚染について、ヒマワリを利用したファイトレメディエーションにより除染プロジェクトが進められています。被災地でヒマワリの種子を効率よく安全に播種させる方法として種子のカプセル化の研究に取り組んでおり、被災地の復興を願い将来への希望を訴えました。

 


鳥取市長賞「ゴミ・人・環境」

大阪府立農芸高等学校 1年生 橋田優香理さん
ゴミのポイ捨ては常識的意識の欠落によるもので、ポイ捨てしたゴミは健康や生態系に重大な影響を及ぼす可能性あることも指導すべきだと主張しました。また、自らが高校で取り組む生ゴミ処理を事例に上げ、ゴミが持つ多彩な可能性について訴えました。

 


新日本海新聞社賞「私たちのECO活動」

長崎県立島原農業高等学校 食品加工部
素麺の製造工程で大量に出る「ふし」と呼ばれる副産物について、約90%は産業廃棄物として処理されており、「ふし」の有効利用に取り組んでいます。産業廃棄物として棄てられていた「ふし」が再利用され、新たな食品へと生まれ変わらせるこの取り組みは、食べ残しを出さない「ECO」活動であると訴えました。

 


佳作「富士山から見る日本のゴミ問題」

北海道滝川高等学校 2年生 佐々木海人さん
富士山のゴミ問題の解決には日本の環境教育の推進が不可欠だと主張する佐々木さん。日本政府、一般企業、市民が三位一体となって、使い捨て容器の見直しや「もったいない精神」を強く持つべきだと主張しました。

 


佳作「安全な暮らしを求めて―コンクリートで固められていく山―」

兵庫県立尼崎北高等学校 3年生 羽生明来さん
土砂災害防止のために設けられた「砂防ダム」がもたらす環境破壊について調査に取り組みました。安全に暮らせるように造られたはずの「砂防ダム」が、生態系の破壊や景観破壊などをもたらす原因となっており、自然と共生していくためには、自然の姿を維持した上で人間が手を加えなければならないと訴えました。

 


佳作「星が見える世界」」

福岡県立筑紫丘高等学校 2年生 平山怜奈さん
小学生の頃に見た星空をテーマに森林保護を訴える平山さん。地球環境問題の解決のカギを森林保護と捉え、森林伐採の現状、木材利用の現状などを調査し、我々日本人ができることについて考察しました。安心して暮らすためには森林の恩恵が不可欠であり、我々は、その森林を守っていかなければならないと訴えました。

 

環境大賞
内田 友理さん
鳥取県知事賞
園芸科学研究班
鳥取市長賞
橋田 優香理さん
新日本海新聞社賞
食品加工部

佳作
佐々木 海人さん
佳作
羽生 明来さん
佳作
平山 怜奈さん

 

7名の受賞者の発表に引き続き佳作も含めた個人賞7名、学校賞3校に古澤学長、鳥取県くらしの安心局松田局長、鳥取市深澤副市長より、賞状・副賞・記念品が贈られ、ご講評を頂きました。

各賞一覧

賞名
論文タイトル(作品名)
都道府県
氏名
(敬称略)
高校名
環境大賞
地域未利用資源の有効活用
~オカラと使用済み割り箸の堆肥化が
もたらす地域環境負荷の軽減~
群馬県
内田 友理 群馬県立大泉高等学校
鳥取県知事賞
ヒマワリプロジェクト
神奈川県
園芸科学
研究班
神奈川県立平塚農業高等学校
鳥取市長賞
ゴミ・人・環境
大阪府
橋田優香理 大阪府立農芸高等学校
新日本海
新聞社賞
私たちのECO活動
長崎県
食品加工部
長崎県立島原農業高等学校
佳作
富士山から見る日本のゴミ問題
北海道
佐々木海人
北海道滝川高等学校
佳作
安全な暮らしを求めて
―コンクリートで固められていく山―
兵庫県
羽生 明来 兵庫県立尼崎北高等学校
佳作
星が見える世界
福岡県
平山 怜奈
福岡県立筑紫丘高等学校

 

学校賞関係
高校名
都道府県
応募作品数
学校賞
北海道滝川高等学校
北海道
229
学校賞
神戸学院大学附属高等学校
兵庫県
189
学校賞
都城工業高等専門学校
宮崎県
162

第8回報告書:テーマ「環境問題―安全な暮らしを求めて―」

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第8回報告書(PDFファイル/ 3.7 MB)


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